やはり誰もいないし誰も来ない。と思っていたら一人若い高額そうなカメラ、三脚を持った女の子が来た。ひと声かけて先を急ごうとすると、誰もいない写真をその子が先に思う存分撮って、その後は自分が進んでいく後ろ姿の写真を撮っていいか?と許可をとってきた。
特に断り理由もないし良いよ。って言ったんだけど、写真の腕がいい人は人が入った写真もいい写真になるのかな?
自分は人は邪魔者にしか思えないんだけど。
やはり誰もいないし誰も来ない。と思っていたら一人若い高額そうなカメラ、三脚を持った女の子が来た。ひと声かけて先を急ごうとすると、誰もいない写真をその子が先に思う存分撮って、その後は自分が進んでいく後ろ姿の写真を撮っていいか?と許可をとってきた。
特に断り理由もないし良いよ。って言ったんだけど、写真の腕がいい人は人が入った写真もいい写真になるのかな?
自分は人は邪魔者にしか思えないんだけど。
神様ではなく眷属のきつねちゃんが祀られている。お社も小さめ。
行く先々の稲荷のお社でも眷属のきつねちゃんが祀られているところは伏見稲荷以外には今のところなかったと思う。きつねちゃん自らが祀られているところは別として。
なんかしっかりお参りしたくなったのでじっくり参拝していく。誰もいないし、好き放題したい放題参拝できるのが超早朝参拝の良いところだ。
良かった、昨日は正直体の負担になるほど歩いたかな?と思っていたが特に疲れの持ち越しもなく通常通り目が覚めた。シャワーを浴びて伏見稲荷へ向かう。
この日は土曜日、早朝の誰もいない時の美しい写真を撮る人たちがいるかな?と思ったけど流石に始発前では誰もいなかった。
街灯からの影が綺麗だったのでさんざん写真撮ったと思ってるんだけども、何度見ても写真に美しい景色を収めたくなるんだよな。
日の出ていない時間の写真もきれいに撮れるって少し嬉しい。この旅行に合わせて安いスマートフォン端末からちょっといい端末に変更したかいがあるってやつだ。
ごぶさたのとらのすけにゃ。
我が飼い主、京都で随分楽しんでいるにゃ。まあ、たまの旅行ぐらい許してやるのにゃ。
その分布団乗っ取っているので帰ってきても布団はないと思ったほうがいいのにゃ。もしくは2桁kg近いとらのすけに乗られて毎晩うなされるか・・・。
こっちは布団でのんびり伸びまくって、のんびり待つとするにゃ。
日頃肉食べないのに朝4時からひたすら歩いていると不思議と食べたくなるのは本能なのかもしれない。タンパク質の不足を補うために。
自宅でないので納豆食いまくりとかもできないし、タンパク質が不足してるよな、と食いながら思ったので帰りにコンビニで牛乳も買い足す。
田舎にいるときの毎日牛乳500mlと納豆2パック、このぶんのタンパク質摂取って考えたら良いか。
それにしても朝から歩いたな。朝お山を回って貴船神社、奈良の石上神宮、戻ってきて更にお山を回ってきた。
人生で5本の指に入るくらい歩いたんじゃないかな?それでいてそこまで疲れた、と言う実感はない。多分ウキウキで疲れを感じていない状態、ランナーズハイ状態だと思う。
しっかり休まないと翌日に響くから早めに休もう・・・。
朝来るときはここまで下りてきていると流石に明るくなっているからこの照明に照らされた美しさに出会えなかった。
そしてこの辺にはにゃんこがワラワラいる。いるんだが、近づくと逃げてしまう。初めての人にはまだ緊張感があるみたいだ。うん、そのぐらい警戒感があったほうが良いな。
人間、残念ながら優しいふりして心に鬼が棲んでいたり、直視できないほど心の汚れがキツイ人間がいるからな。
実は四つ辻を一周して意図的に狭い道に入ってみたら少し迷ってしまった。ヘッドライトも持っていたし、なにより迷った先で自分と同じく迷っている人たちと合流したので全く寂しくはなかったけど。でもヘッドライトなしであそこまで狭いところに迷い込んでいたら怖かったろうな。
これもいい経験だ。暗くなってからは初めての山道には行かないほうが良いな。
日頃の運動のおかげで汗こそ少しかくものの息切れすることもないし、何度も登拝しているおかげで給水タイミングがわからなくなることもなくここまでこれた。
ふと振り返ってみたら鳥居越しに見える京都市南部の夜景が綺麗だったから写真を撮り少し息を整える。
さ、ここからは野球周りで行くか、時計回りで行くか・・・。
平日の夕方、ほとんど参拝客もいない。早朝と同じように貸切状態。いい写真も取り放題だし、なにより人がいないおかげで空気が澄んでそして気持ちの良い冷え方、重さがある。
この人がいない早朝や夕方以降の神社独特の空気の澄み方、冷え方、重さ、神社が好きな人はわかってもらえるかな?
・・・この帰ってきた~。と言う感覚がすでになんかおかしい気がするな。家に帰ってきたかのような感じがする。宿がこの駅に近いだけで家は500kmとか離れているのに。
多分、自分にたくさんのきつねちゃんが一時的に入り込んでいるんだな。日の出前から伏見稲荷、その後貴船神社、石上神宮って参拝してきて更に伏見稲荷登ろうとしているんだから。旅は道連れだし健脚だから平気だし、何より本人が参拝、登拝を楽しんでいるんだからきつねちゃんが入り込んでいても何も問題がない。一緒に参拝できて光栄ってもんだ。
これはスタミナ付くな、って感じだった。とにかくにんにく、ひたすらにんにく。にんにく好きの自分には堪らない。しかも武漢肺炎蔓延のおかげでマスクしてるのが当たり前の世の中、日中ににんにくを食べてもなんか誤魔化せそう。と思ったけど平日神社巡りしている人間なんてそういないから大丈夫か?
電車移動も通勤通学の時間をずらして移動しているし。次に石上神宮参拝のときも忘れずに立ち寄らなきゃ。
美味しゅうございました。
天理スタミナラーメン。天理スタミナラーメン本通り店。昼に第一旭で大盛り唐揚げセットを食ったからまだ空腹とまでは行かないけど歩き回っているから良いだろう。と自分を甘やかす。茨城のご当地ラーメンでもスタミナラーメンはあるけど食ったことがない。
自分は猫舌だから冷めないと食えない。ってことであんかけ物は食べなかったんだが、せっかくのご当地グルメなんだから食べない手はないな。
美味しくいただこう。
こちらの主祭神韴霊剣 、布都御魂様にはお目通り叶わなかったが(当たり前!)とっても充実した参拝ができた。大満足。
ご神使さんたくさんいて微笑ましいし、紅葉綺麗だし、 楼門の歴史を肌で感じられたし。駅から随分歩いたけど歩いても余りある満足感だった。
春日大社もそうだけど、鹿島神宮の氏子だから歓迎されていたような気がしてならない。いつになるかわからないけど、また参拝させていただきます。
韴霊剣のことを考えていたけど天羽々斬も凄い歴史だよな。ヤマタノオロチをぶった斬った剣だし。たしかヤマタノオロチがしっぽに(隠し)持ってた草薙剣に当たって刃こぼれしてしまったんだっけ?
三種の神器と真っ向勝負したってなると神が宿り祀られているのもわかるわ。
そしてこれら2本の神剣を発掘したのが水戸藩士出身の宮司ってことでなんだか茨城から来た人間には親近感が半端ないんだよな。
こちらの御神体韴霊剣、天羽々斬とも平安時代以降の太刀と違って神話の時代の剣なんだよな。カタナでなくツルギだし。
神が宿るのもなんかわかる気がする。神話の時代でなかったとしても1000年以上の歴史はありそうだ。武甕槌様の剣が実在する、しかも2代目の奈良時代の韴霊剣が鹿島に実在するってことは初代のこちらに祀られている韴霊剣は1,500年以上の歴史があるわけだ。
それにしてもすごい歴史だよな。
こちらのご祭神は鹿島神宮とも大変ご縁が深い。 鹿島神宮の武甕槌様の剣、韴霊剣。剣に宿る神様と言ったほうがいいか。地元鹿島神宮の韴霊剣は初代が宮中で祀られたあとここ石上神宮にお鎮まりとなったための2代目。昔は鹿島神宮で300円払うと宝物殿で見られたんだよな。今改修中で水戸徳川博物館へお引越し中だと思った。
こちらの 韴霊剣はお目にかかることはできないようだ。天羽々斬もお目にかかれないようで少し残念だけど、そう簡単に神様にお会いできるわけ無いか。
調べてみると1318年に建立された重要文化財だそうだ。うん、まちがいなく重要文化財の風格がある。毎週目にしている鹿島神宮の楼門が1600年代前半建立だと思うけど、江戸初期でも凄いと思うのに鎌倉末期は本当に凄いと思う。
大工の腕が良かったのもあるだろうし永年維持修繕した職人たちの腕も凄いと思う。
正直地べたにしかいないものとの先入観があったけど、自分の背丈より高い枝にさっきの茶色で大きいご神使さんとは毛色の違うご神使さんが寛いでいた。
体格的に少し小さめで身軽そうな感じ。かなり「にわとり」といっても種類がいそうな感じ。少し調べてから来たら失礼ながら動物園じゃないけど楽しめたのかな?と思うともったいないことしたな、とちょっとだけ後悔した。
さーて、フンを落とされないうちに参拝しよう。
この子はとってもでっかかった。他の種類の鶏もいっぱいいたけど、この子だけが桁違いに大きく、そして人馴れしていた。カメラ目線。
突付かれる危険もあるな、と思って撫で回しはしなかったけどもしかしたら撫で回せるのでは?と思うほど自分との距離が近かった。
でも、この毛色を見て思い出す。
さっき第一旭で唐揚げセット食ったな・・・。
悪いことをしたわけでもないが、なんか申し訳なくなった。
本当は昨日の段階で見ておきたかったんだけど体力の限界で見られなかった石上神宮を目指す。
石上神宮、関東人は多分「いしがみじんぐう」と何も疑わず読むだろう。自分もつい最近までそうだった。
なんと読むのか?って?「いそのかみじんぐう」と読む。冗談でもなんでもなく。神社好きか関西圏の人ではないとなかなか読めないだろうな。
駅から片道2kmとかあるみたいだけど、自称健脚でさっきラーメンにライス、唐揚げ美味え♪して体力は戻ってきている(はず)なので徒歩で向かってみる。信号なきゃ20分歩けば着くはずだ。
進め~。
腹が減ったので豪快に食べる。朝4時から伏見稲荷のお山巡りに貴船神社、結構歩いている。
なのでラーメンねぎ超多めにライスに唐揚げを食おうが全く問題ない。それどころかこのくらい食わないと体が持たない。
ラーメン美味え、ネギ美味え、唐揚げ美味え!ガツガツガツ!!
昔大手私鉄に少しいたこともある割には電車に対してあまりというかほとんど興味もなく、なおかつ撮り鉄趣味もないんだけど、この瞬間は急に写真に撮りたくなった。
さーて、どこでどう乗り換えればいいんだ??と言うか次どこ行こう??
電車が来るまで少しボーッとしていたら、紅葉が美しかったので何枚か写真を撮ってみた。
それにしても美しい景色だよな。これ以上ないタイミングで京都に来れたのはいろいろな神社の神様たちのお導きと思って感謝しなきゃ。
今まででご神木が複数あった神社は初めてかも知れない。
こちらは杉と楓が一緒になった御神木とのことで確かに別の種類の木、しかも針葉樹と落葉樹が一緒になったというのは今まででも聞いたことがない。
実は貴船神社はかの有名な「丑の刻参り」の発祥の地だったのね。全く知らなかった。
立て札を見たら、とある伝説が謡曲(能の歌詞のこと)になり、広まりまくってとんでもないイメージになたのね。
故事からしたらたまったもんではない誤解もいいところ、曲解も甚だしいイメージで丑の刻参りが広まってしまったんだ・・・。ひどい話だ。
高龗神様が御鎮まりのようだけども闇淤加美様という名前の神様がお鎮まり、と言う説もあって少し悩む。
調べてみると古事記と日本書紀の違いのようなので余り気にしても仕方ない、と思い出した。
水の神様のお社は今まで神社をそこそこ参拝してきたけど初めてかも知れない。航海・海の神様は多かったけれど「水」そのものの神様は貴船神社が初めてだと思う。山の奥なのに水の神様、少し不思議な気もするけど「川の源流」と考えたらふさわしい場所に御鎮まりなんだな、とも思えた。