この日は山川港から錦江湾を渡る予定だったので少し早めに宿を出てのんびりする予定だった。
が!山川港と指宿港を間違えたようで大急ぎで指宿港から山川港へと戻る。いつも時間にはゆとりを持っているのでなんとか間に合った。
山川港はねこワラワラ。(笑)執務室にまで入り込んで従業員も諦めているのか、気にもしていない様子。
朝から微笑ましい港に来られてよかったわ。
この日は山川港から錦江湾を渡る予定だったので少し早めに宿を出てのんびりする予定だった。
が!山川港と指宿港を間違えたようで大急ぎで指宿港から山川港へと戻る。いつも時間にはゆとりを持っているのでなんとか間に合った。
山川港はねこワラワラ。(笑)執務室にまで入り込んで従業員も諦めているのか、気にもしていない様子。
朝から微笑ましい港に来られてよかったわ。
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鰻池温泉を堪能し昨晩はとっても気持ちよく休むことが出来た。ゆぅーの宿なぎの内湯に夕方到着後すぐ入って、区営鰻温泉で煮込んで、熱くなったからコンビニまで行ってビール買って。で、また宿に戻って内湯に入りながらビール。
体力なくなるまで鰻温泉三昧だ!・・・そりゃあ体力無くなってばったり寝られる。
で、翌朝ハイパーモタードは屋根のある場所に止められていたのになんだか埃がすごい。なんだこれ?と思ったらおばちゃんが教えてくれた。
「風向きが悪くて灰降っとるばい。中途半端に水かけたら固まってしまうばい。お兄さんバイクなら走りながら飛ばしてしまったほうがよかばい。」
灰?そうか、桜島のことか!関東だと10年に1回位浅間山が噴くときもあるけどこちらは降灰が日常なんだな。いい勉強になった。
ゆぅーの宿 なぎ からハイパーモタードで1分かからなそうな場所に区営鰻温泉があったので行ってみた。区営が東京23区の区ではなく町や市の「区」だった!
お湯はとっても熱め、薄めて入浴するタイプ。地元の人に混じって仲良く入る。指宿の訛がかなりきつく時折会話がとまるのはご愛嬌!
またここで水戸の鯉淵学園卒業の方とお話する機会があった。時々学校の前を通るがどういう学校なんだ?と思っていたら農業普及員さんと栄養士さんの学校だ、と教えてもらった。
日本は広いけど時々こういうご縁があるから面白い!
この日のお宿は鰻池の東岸、ゆぅーの宿 なぎ に泊まる。
宿を決めたきっかけは・・・。特にないけど砂湯で有名な指宿温泉なんだけど、個人的には砂に塗れるのはさつまいもでもないのであまり好きじゃなかった。ちゃんとお湯の温泉入りたいな。と思ったから。
チェックインして湯船に温泉を張るときがものすごいいい景色だったので写真を撮ってみた。
ふふ~ん♪最高ですわ。
枚聞神社からこの日の宿に向かう途中、開聞岳が美しくまた写真を撮ってしまう。
・・・地元小学生の下校時間でかなり怪しまれたようだけど、愛馬と写真撮っているのを通報されても別にやましいことはないので堂々と写真を撮る。
この日は走ったな~。早く温泉に浸かりたいわ。
薩摩国一宮、枚聞神社を参拝する。まいきき神社じゃないよ。「ひらさき」と読む。・・・自分も読めなかったけど。
主祭神様は大日孁貴神(おおひるめのむちのみこと)こと天照大御神様。
「ひらさき」で変換できないし「おおひるめのむちのみこと」も変換できない。「ひらさきじんじゃ」は薩摩国一宮なんだから変換できても良さそうなんだけど・・・。それより一宮が複数あるってのもどういうことなんだ?
日本語、難しすぎ。
知覧特攻平和会館の余韻に浸りつつ開聞岳を周回する。・・・道中がとんでもない酷道だった。二輪じゃなかったらどうなることか。
無事に回ってこられたことに神々様へ、知覧から飛び立った英霊の皆様に感謝するレベルの酷道だった・・・。
開聞岳の夕日。こりゃあ100名山だわ。本当にきれいだ。
知覧特攻平和会館に入場して写真が撮れる数少ない展示物、零戦52型丙。海没していた機体を引き上げたものだそうだ。
写真撮影出来ない展示物は戦死された方々や家族のプライバシーの問題があるとの理由だったが、世界に発信するべき名言や覚悟もあれば悲壮な、涙なくてはとても最後まで読めない手紙まで多種多様な展示物・遺品があった。
日本人なら一度は来るべき場所だった。今こうやって書いているともう一度行きたくなった。写真は撮れないが、メモして記録したい言葉のどれだけ多かったことか。
薩摩国一宮、新田神社参拝。主祭神様は瓊瓊杵命様。歴史上明治に色々あったようでそれまでは八幡三神様がお鎮まりだったようだ。
明治になってこのお山が瓊瓊杵命様の陵墓だと比定されてから八幡様から瓊瓊杵命様に主祭神様の変更があったと調べておいた。瓊瓊杵命様から見たら八幡の神様は子孫になるからいいのかな?
お社は結構な階段の上にあり気軽に登ってこられないおかげで「観光客」が少なく、きっちりとした「参拝客」がちらほら、という感じだった。神社は本来観光でなく参拝に行く場所だからあるべき神社の姿を見られた気がする。
ここまでハイパーモタードで自走で来られたこと、参拝のご縁があったことを感謝して次の目的地へ向かう。・・・結構距離があるなぁ。
阿蘇から一挙南進。この日は九州一宮巡礼の計画上一番移動する日だ。
薩摩国一宮新田神社まで来た。土地勘が本当にない場所まで来ると不安を通り越して楽しくなってくる。そして思いの外迷わないですんなり来られる。都心部みたいにごちゃつかないのと、行く先々が旧律令国一宮なので看板や案内に恵まれていることが影響しているんだろうな。
阿蘇から走りっぱなしでももう昼過ぎだ。早めに参拝しなきゃな。
九州三日目の朝だ。昨日に続いて快晴だ。宿から少し離れていたがこちらも見ておきたかった。新阿蘇大橋。地震で崩落してしまった後再建された映像をプロジェクトXのような形で監理技術者講習で見た影響で訪問したかった。奥には大崩落して山肌が茶色く見えているが、実際に見ると凄いの一言だ。日本の土木・建築の技術の凄さを実感する。と同時に山崩れの犠牲になられた方に黙祷をする。
そういや熊本城の再建も新阿蘇大橋再建と同じく監理技術者講習の中で紹介されていたっけ。あの映像は若い子に、小中学生にも見せたほうがいいわ。土木や建築の業界に興味を持ってくれるだろうから。田口トモロヲさんが声入れたらまんまプロジェクトXだもん、監理技術者講習の動画。いい動画だよ、あれは。
・・・どこにでも出てくるやつ発見。
阿蘇山から下ってきて宿の近くに立ち寄ってみたらこいつがいた。相変わらずの表情をしてやがる。
こいつ、個人的にはあまり好きじゃないんだよな。アサリの偽装を県ぐるみでやってて、その時のキャラクターとしての印象が強い。
どんな商売していても、偽装は良くない。真面目にやっている人間を馬鹿にしている行為だからな。アサリの産地偽装の件があってからこのクマならぬ熊本に対しての印象が個人的に非常に悪い。そんな印象が悪い県なので個人的に土産を買ったり必要以上に長く居たくない印象がある。城も地震すぐには修繕費寄付したけど、アサリの産地偽装の件があってからは行くだけで十分、寄付はいいや、って思った。みんな人はいいんだけどな。
他だと県知事がアタマやられてる静岡や沖縄なんかにも行きたくないし金落としたくないと思う。印象って大事だ。
阿蘇の草千里。名所だ。ここまでの道中、そこそこ飛ばしてきた。そして写真を撮って更に飛ばすと近くからヘリが上がった!!いかん、飛ばしすぎて熊本県警に目をつけられたか?と思って更にスピードを出して南阿蘇側へ向かい、木立の中で身を潜める。
・・・観光用ヘリだったみたい。腹下に熊本県警って書いてなかった。西部警察の大門がライフルで狙ってくる、そんな恐怖を覚えたんだが、完全なる妄想だったようだ。
妄想とわかったのならタンクのガソリン使い切るギリギリまで走り回るのが礼儀だよな。
こちらは清水建設の看板を見ると
重要文化財 阿蘇神社 楼門 保存修理工事
だそうだ。この角度のま裏側には地震で倒壊してしまった後の復旧段取りが仮囲いに掲示されていて勉強になった。また倒壊してしまった際に発見された当時建設に携わった職人達の出身地や氏名の記録があったりと簡単な博物館状態。
清水建設の仮囲いの看板の見せ方は素晴らしいな、と感心した。清水建設の皆さん、職人の皆さん、もう少しの間復旧工事どうかご安全に!!
阿蘇神社参拝。自身の影響でお社がとても新しい。そして気づいたのは九州の一宮というか神社はしめ縄が関東と違う。なんだか出雲大社のようなしめ縄な気がしてきた。
関東のしめ縄はわらで出来た房状のものはあまりなく、垂(しで。紙でできた稲妻状のもの)があるだけだ。神様的には出雲系ではなく確実に伊勢系統なんだが、神様の系統でないのならしめ縄の違いは土地柄なのかな?
二礼二拍手一礼で、二礼四拍一礼でもないようだし。
阿蘇神社の手水舎になるのかな?新鮮な湧き水を豪快に流していただいている。身を清めたあと、ヘルメットで髪がぺったんこなので人が切れた際に顔も頭も水浴びをさせてもらった。
更には持参していたタオルの予備で愛馬ハイパーモタードも拭き上げたくなってきた。こちらの行為は参拝をしてからすることにしよう。よく考えたらミネラルウォーターで顔と髪を洗って更にハイパーモタードまで拭き上げられるなんてとんでもない贅沢だよな。
水の恵み、ありがたやありがたや。
熊本城のあとは肥後国一宮 阿蘇神社を参拝する。相変わらず無礼な気もするがせっかくの遠路からのご参拝ということで人が切れた瞬間に写真を撮る。
主祭神様は健磐龍命様(たけいわたつのみこと)。初めてお伺いした神様だが、調べてみると諸説有りまくって判然としない。初代神武天皇に近い時代の神様ということは間違いないらしい。そして阿蘇山の神様の側面もあるようだ。地域的に納得も行く。
さあ、ご参拝ご参拝。
・・・二輪はどこに止めるのが正だ??
熊本城をしっかり見学して今度は阿蘇に向かう。途中で給油したお店の店長さんが昔ホンダに勤めていたそうで自分が軽く休憩とらせていただいた際に話が弾んだ。そう、ここは熊本。ホンダの工場がある。
それに自分も20数年前面接でどうにかしていたらホンダに勤めていた可能性があるからな。
水戸ナンバーが荷物多めで走っていたのでせっかくということで道の駅にオートバイ神社があると教えていただいたので写真を撮る。
神様がどなたなのか分からないが、神様のお社の上にCB1300かな?が誇らしげに掲げられていた。ホンダのお膝元だからわからんでもないけど、神様のお社の上にモノがあることに違和感を感じたのは生粋の神社神道派なのかな?
島原温泉から国道57号のワインディングを楽しみ島原港から海を渡り熊本城まで来た。天下の名城、かつ日本で五稜郭と並び数少ない近代戦の経験がある熊本城まで来た。
天下の名城熊本城も震度7を2回食らってはただでは済まなかったのは周知の通り。正直復旧の進捗がTVで流れるがTVで流さない北側はどうなっているかというと、石積みには復旧までの間こんな感じでコンクリートでの仮補修になっていた。
おいたわしや・・・。きれいに復旧されてきた南側ばかり目にするが、現実はまだまだ復旧途上だった。
朝の島原温泉。google mapsによるといぶき地獄という愛称がある場所だ。
写真を撮る際、朝の冷えにまだ体が慣れていない夏モードだったためか、正直足湯がないものか?と探していた。残念ながらこの時間には足湯は開いていなかった。まあ、仕方ない。
そういや道中で人生初めてキツネちゃんが前を横切った。無類のキツネ好き、すごく機嫌が良くなった。
この旅、絶対いい旅になるぞ!!
佐賀県鹿島市を早朝に立って向かうは雲仙。諫早湾越しに雲仙を望む。
秋のよく冷えた朝、多良岳オレンジ海道をエラいスピードでぶっ飛んでいく。進行方向やや左前に今朝の目的地が見えてきた。多良岳オレンジ海道は実に気持ちの良い道だった。このあと諫早湾干拓堤防道路を走って雲仙へ向かうことになる。
朝はいつも気持ちがいいが、この日の多良岳オレンジ海道はまた別格に気持ちよさだったな。
うおお、敬虔な神社神道信者が佐賀県鹿島市に入って日本三大稲荷の一つに挙げられる祐徳稲荷参拝に参拝したからか、茨城県佐賀県鹿島市に入って異様に気分が高揚している。
ふらりと立ち寄ったかん菊さんにて豪遊する。お刺し身が絶品で、食欲がマシマシになる。そして日頃肉を食べない自分も異様な気分の高揚、何食べても美味しい、お酒の効果もあってステーキをいただく。
高良大社参拝の後は西に向かう。肥前国一宮の與止日女神社参拝。正直東国住まいだと旧律令国一宮なので知っていても良さそうなんだが、読むことすらできなかった。「よどひめ」神社とお読みする。
主祭神様は與止日女命様。神功皇后の妹に当たるらしい。
九州一宮は本当に神功皇后をお祀りする神社が多いし、妹に当たる方が存在してお祀りされているなんて全く知らなかった。