野菜を収穫した際に気づいたのが一部の九条ネギが黄色くなっていたこと。黄色とまでは言わないけど、深い緑が自慢だった自分の九条ネギがなんだか緑が薄くなっていた。
米ぬかと鶏糞はしっかりくれてやっているつもりだが、どっちとも肥やしの中身としては2-6-2程度で窒素が足りない。窒素が足りないときは硫安もしくはこいつの出番だ。買ってから2ヶ月ほど放置していたが、葉っぱの緑が薄くなったら出番だな。硫安でもいいんだが、雑草がホトケノザが多くなってきて、この雑草が多いときは土壌pHが6.5近辺で理想的な状態。ここで酸性肥料の硫安は使いたくないんで土壌へのpH影響がほとんどない尿素の出番だ。
4Lの焼酎ボトル6本用意していたが微妙に足りなかった。次回以降は尿素20kg買ったら容積は26L位あると覚えておかないとな。
冬野菜たちの初収穫となった12月初旬、ちょっとした記念撮影をする。奥が九条ネギ、左が水菜、右がほうれん草、水色なのは新調した肥やし桶、そして畑の端っこに植えてあったものの自分がゆずを嫌いなために滅多なことでは収穫されないゆず。
これらを持って友人の家に行き鍋パーティだ。はりはり鍋って鍋になるらしいが、多分その日のスーパーの品揃えでなにか珍しいものがあったら即メニュー変更になる。鍋なのは九条ねぎ、水菜、ゆずがあるから変わらないとは思うけど。
これから高速に乗って約2時間で横浜の友人宅だ。こんなに新鮮な野菜で鍋だなんて結構贅沢だなw
霜は降りれど油断がならない。アブラナ科の野菜はほうれん草とは違って青虫、イモムシの害はゼロにはならない。
この日は水菜を収穫しようとしたらヨトウムシの類なのか、葉の奥の方に隠れていた。良かったな、隠れたままだったらはりはり鍋にぶち込まれていたぞ。
・・・その場でつまみ上げて、自分の近くで餌をねだっていたセキレイに向けて放り投げてやった。その後2羽でなんか取り合いしてたな。
・・・合掌。
伏見稲荷大社は神社だ。読んで字のごとく。でも明治までは線引も曖昧だったんだろう。いや、今も曖昧なのかもしれない。
この写真の鳥居の貫の部分には不動明王と掘られている。不動明王って多分仏教だとおもう。密教かもしれない。仏教と密教が違うのかもよく分からないけど。仏教の中の密教だとは思っているんだが、やっぱり詳しくはわからない。
いろいろな信仰が混ざり合って今の伏見稲荷の姿があるんだろうな。
四つ辻からは野球周りで周るのが自分のお好み。御膳谷奉拝所まで回ってきて、あとは下るだけとなり体力的にもかなり楽になっている。
それにしても明るい時間の御膳谷奉拝所の雰囲気が半端なかった。静謐極まりないな空間なんだけど、この日のこの時間はどうも大忙しな雰囲気を感じた。
この日は新嘗祭の日。あと2時間ないくらいで新嘗祭が始まる。どうも準備に大忙しなようだ。
明るい時間にお山を回るのは何年振りになるだろう？初めてではないが、ここ数年は間違いなくひとっ気を嫌いに嫌って早朝もしくは日没以降にしかお山周りをしていなかった。
1年ぶりとはいえ何度も参拝しているお山がなんだかものすごく新鮮に感じる。そして日の出前、日が暮れてからでは気づかない雰囲気や目線があるのも初めて気づいた。ひとっ気のない暗闇だけでしか気付けないものもあるし、その逆もあるのか…。
まさか、明るい時間に千本鳥居の無人の写真が撮れるとは思わなかった…。この日は土曜日、しかも10時から大祭新嘗祭が予定されている。参拝者数はとんでもなくなりそうだったけど、タイミングって言えばそれまでなんだけど、こんな事あるんだな、って思った。
御縁、いつも戴いている事を感じながらこの写真を撮りながら、今見返しながら改めて感じている。
令和になってからの秋のイベント、京都に向かう。行きは毎年この夜行バスだ。21:50に東京駅を出て、朝、日の出前に京都に着く予定だ。ただ東名の集中工事がある影響で到着はいつも時間が読めなくて参ってしまうが。
この高速バスのありがたいところは多少遅れても朝ひと気が少ない京都に到着可能なところだ。東京から始発の新幹線に乗っても8時以降だから、グランドリーム5号を毎年使っているんだよな。実に自分の都合に合うんだ。
今年のさつまいもは残念極まりないことになったけども、落ち込んでばかりもいられない。大急ぎでいつもの肥やし、米ぬかと鶏糞をぶち巻いてかき回しておく。
さつまいもがどいたら冬野菜、寒締め野菜の種まきをしなきゃな。秋ももう晩秋、1日でも早く蒔かないと大きくなるまでの時間が足りなくなってしまう。大きくならないうちに本格的な冬が来てしまうと大きくなりきれなくて収穫にならないし、発芽して直ぐに冷えてしまうと折角発芽しても霜柱で持ち上げられて根付かない。
今年の冬野菜、間に合うかな？
さつまいも、今年は殆ど収穫できずに終わってしまった。こんなサイズだったら全く収穫のうちに入らない。
原因は7月上旬頃にイノシシの襲撃を受けて掘り返されてしまったことが全ての元凶だ。近隣のさつまいもの畑もイノシシの襲撃を受けてほぼ全滅状態だ。一部は電気柵があって被害をまぬがれているけど、そこまで本格的に作付けしていない畑はもんなこんなもんらしい。
おのれイノシシ・・・。
芋がようやく姿を表してきた。が、あまりに小さい。なんじゃこりゃ？と言う感じだ。もう少し掘ってみたら変わってくるのか？いや、変わってきてほしい。
こんなサイズだったら全く収穫にならないレベルで、防草のためになんらかの蔓を植えていたようなもんだ。
イノシシの襲撃を受けて覚悟していたもののやはりこのサイズしか出てこないと悲しいものがある。
さつまいもの収穫はいっぺんには掘れない。少しずつ茂りに茂った蔓を鎌で切って切って切って捨てまくる。
散々切ったつもりだけどまだまだ捨てきれない。鎌も研いでおいたつもりだが、だんだん切れ味が鈍ってくる。
夜露で濡れたさつまいもの蔓が重いけど、片付けなければ収穫にならない。
なかなか先が見えないな…。
初霜来てくれ、といったものの霜が来る前にやらなきゃいけないことがある。さつまいもの収穫だ。今年は７月に複数回のイノシシの襲撃を受けて収穫は絶望的。
と思っていたけど、葉っぱはいつものように茂りまくっていてもしかしたら？と言う期待が持ててしまう。さあ、どうなるか。そして体力勝負が始まる。
・・・疲れるんだよな、芋掘り。
たまねぎ苗が植え終わり、昼食になる。昼食は北海道と茨城にしかないセイコーマートに行って適当に腹ごしらえをする。
少し気になったのが値段を見ないで食べたいものを買うのがいつものことになっているけど、なんだかいつもより値段が張っている気がするな、と思っていて値段を確認する。
・・・おにぎり１つ￥410か。確かにすじこなんで高くてもしょうがないと思うけど、￥410はなかなか良いお値段だ。
コンビニくらい値段を気にしないで買い物したいもんだ。
たまねぎ苗を買い直し、さっさと畑に行く。何度目のたまねぎ苗の植え付けだ…。とため息が出そうになるけど、腰の疲れが割増になりそうだからため息を我慢しどんどん植えていく。
それほど時間もかからず植え直しはできるものの、精神的にも肉体的にもやり直しは辛い。
あとはこのたまねぎ苗がしっかり活着してくれることを願うのみだ。
たまねぎ苗、今年はとにかく運がない。自分で育てたものは極めて生育不調、買ったものは植え付けたものの活着しない。
・・・結局2回目のたまねぎ苗買い直し。こちらは数ヶ月前から300本予約していたもので、最悪どうにもならなくなるほど失敗したときに最後の頼みの綱、と思っていた分だ。
それにしてもこちらのタマネギ苗は今まで自分が育てた苗、ホームセンターで購入した苗と比べても太さも葉の張りもぜんぜん違う。
最初からちゃんとした種苗店に頼んでおくんだった。来年は自分で育てることはせず、ちゃんとした種苗店に予約しておこう。苗の値段じゃない、植える手間、休みのスケジュールが計画できるのは本当にありがたいからな。
休日の畑作業が済んで、隣の市のねこが多い神社にハイパーモタードのバッテリー回復を兼ねて参拝する。
昔に比べて鳥居の前が賑やかになっている。そしてここは船の神様がお祀りされている影響か、地域猫が多くいる。
駐輪スペースの眼の前に早速２匹いた。ハイパーモタードの排気音にも動じない。腕を絡めてうたた寝している。
実に幸せそうだ。実に平和そうだ。
にんにくの発芽状況だが見事に揃って発芽した。その状態がこんな感じ。
発芽状況は揃ったものの、自分の種にんにく選抜が下手くそだったようで芽が2本出ているのもちらほら見える。時々3本出ているのまである…。
来年はもっと真剣に選抜試験しなきゃ。それと今回は複数本出たのを放置しておいたらどういう収穫になるのかを確認しなきゃな。これ、芽を引っこ抜くの面倒でやってられないんだもん。
さつまいもを放置している一角だが、情け容赦ない仁義なき戦いが日々繰り広げられている。ロープ抑えが見えるがここにはイノシシ避けのワイヤーメッシュがある。何もなかったかのようにさつまいもが我が物顔で広がってきている。
そこに負けずと雑草のヤブガラシが生えているものの、勢いは完全にさつまいもが上だ。霜が降りる前にさつまいもの残りも掘り上げないとな。
今年は夏から一気に晩秋になったような気温変化だったが、いっそのことさっさと初霜が降りて冬になってほしいのが百姓の気持ちだ。
初霜が降りると青虫が一気に全滅してくれるので野菜たちに優しい。農薬を振る必要もなくなる。自分はBT剤なので農薬の中でもかなり人や青虫以外の虫に優しいが、手間は手間だ。
この青虫はのうのうと葉の表側に出て糞までしていやがった。緊張感のない青虫はとっ捕まえて放り投げてメジロやスズメの餌にしてやる。
