タイドミノースリム175で驚く人にとって、船用なおかつシイラ用のこんなペンシルを持っているのは驚愕のようだ・・・。こいつは実はかなり釣れる。
30gもあって、半端なバイブレーションより飛んでいく。(本当。重心移動するから。)利根川のだだっ広いポイントではいくらボイルしていても最短距離で投げたってとどかねーよ!ってことは当たり前のこと。そこで効く。飛ばなきゃ仕事にならないが、活性は高い、そんなときの独壇場。
あー、もうこんなとこじゃ食わないな、と思ってグリ巻き開始した瞬間に結構出るが、その瞬間にはなかなか重くなってくれないので乗り切らないのが難点。首を振るとかのアクションは必須。感覚的には相当シーバスの活性が高いときの登場なのでいい加減でもつれそうでも、意外と難しい・・・。スピードで緩急つけたときが一番乗りがいい気が。
さらに難点はシーバス用ではないのでかなりおおらかな動きしかしてくれないのも問題。いくらロッドアクションつけても思うようには巧く動かない。本流がガンガン流れて勝手にラインスラッグができて、揉まれてくれた方がいい感じ。
難点の解消は自分はモアザンの4ピースというかなり柔らかロッドの愛用者なんで、もっと硬いロッドなら巧く動かせるのかもしれん。また、そんなロッドの方が飛距離は出るでしょうね。ビッグベイトの中でも飛距離番長ですので登場の機会は多いルアー。
・・・いい顔してるねー。仕事できる面構えです。惚れてしまいそう。(笑)