初日に大神神社を参拝した際に駅前のお店で試飲して購入した生酒、常温で持って帰るのもなんなんで、昼に続いてまた呑んでしまう。
そして呑みながらでも毎晩少しずつやっていた試験勉強をする。勉強なんて言えないレベルだけど、何もしないと冗談でなく忘れてしまう。
楽しい旅行をするぶん、自分にも負荷をかけないとな。
・・・この日は肝臓にすごい負担をかけてしまった。なんか今更申し訳なくなった。
そして呑みながらでも毎晩少しずつやっていた試験勉強をする。勉強なんて言えないレベルだけど、何もしないと冗談でなく忘れてしまう。
楽しい旅行をするぶん、自分にも負荷をかけないとな。
・・・この日は肝臓にすごい負担をかけてしまった。なんか今更申し訳なくなった。
でかい男が息切らして駆け込んできたのでおばちゃんを驚かせてしまったかもしれない。
3日で4杯目、今回もセットのネギ超多めを美味しくいただく。酒呑んだあと、おやまを回ってきて少し汗ばんでいるのでいつも以上に美味く感じる。そして身体に沁みる。
うめぇ・・・。次はいつ食えるかなぁ・・・?
御膳谷奉拝所は稲荷山に鎮まる神々に御饌(=ごはん)を供進する奉拝所だ。時間はなくとも日々ご飯が食べられることに感謝するために参拝する。
自分の労働に自分で感謝、食べられる食材に感謝、農家の方々に感謝、流通に関わる皆さんにも感謝、料理を作ってくれる方々にも感謝。
あ、宿に向かう前にご飯を食えばいいじゃないか!雨雲通過が約30分程度、食事の時間で雨宿りできるし。
さすが食べ物に関わる御膳谷奉拝所に参拝しているだけある、いい案が直ぐ頭に浮かんできた。
さーて、下ってから直ぐ降られる、ってタイミングか、タクシー使うのも少し嫌だし、なんかいい案はないものか・・・。
風の音も、人の雰囲気も、音もない。
所々で水の流れる音が聞こえるくらい。立ち止まって進行方向から後ろに向いてみての1枚。
毎回毎回余りに早く、日の出前から登拝し、日没後にまた登拝すると誰も居ないいい写真が撮れるんだけど、お店が開いている時間も来てみたいな、と思うようになった。
静かな時間もいいんだけど、余りに静かな時間が続くとふと人のいる時間も興味が出てくるんだよな。ワガママもいいところだ。
ふと気になった瞬間に何枚か写真を撮っておいたんだけど改めて見直すと結構きれいでびっくりしたりする。その場では気づかなかった風景が写真で見ると「ああ、綺麗だな」って思うところがある。
次回行ったときにのんびり見たいな~。
どうにも雲行きが怪しすぎ、とおもったら30分しない内に黄色から赤の雨雲直撃の予報。やべえ、ダッシュとまでは行かないけど早足でくだらないと!
なんか寂しくなるなー。と噛み締めながら一歩一歩進んでいく。その中で少しクスッときた時の写真。
こちらの眷属様の像はとっても美形でここ数年来るたびに写真を撮らせていただいている。しかしこの日は少し違う角度で写真を撮ることになった。
かわいく、落ち葉が頭の上に乗っていた。なんか変身しそうな感じ。そういやなんでキツネやタヌキって人を化かすなんて言われるんだろうな?
かわいい写真が撮れた。あとは下る一方、のんびりと噛み締めながら下る事になったが、やはり雲行きが怪しい。不安が強くなってきた。
天気が悪かった影響でほとんど人が居ない。濡れた落ち葉で足元が悪いからこんなときは無理に登らないほうがいいと思う。
・・・自分は明日帰路につくから夕方に登ることができるのが今回が最後だから一歩一歩噛み締めながらのんびり上がる。
なんか、また雲行きが怪しくなってきてないか?雨雲レーダーでは大丈夫っぽかったけど・・・。
その後は深い深い昼寝となった。ちょうど酒飲んでたときと宿に戻ってから雷雲が来て大暴れしていたようだけど、運よく移動の時間の十数分だけ雨雲が弱ったみたいだった。
4時間にも及ぶ深い昼寝、シャワーを浴びて体力十分だ。
今回最後の夕暮れ登拝、雨上がりのキーンと澄み切った空気の中、いざおやま。
その上になんとなく泥酔している気がする。なんとなくだけど。
座っているから平気なだけで、厠へ立ったり、それより何より駅まで歩けるかが怪しい。座ったまま会計してもらったから駅までの道中が不安だ。
タクシー呼ぶにもアーケードだったからな~。
多分、歩ける。自分を信じよう。(前後不覚)
唐揚げも追加、グラス酒も追加。
きき酒セットはきき酒セットで美味しくいただき、時々お!?これは好みかも!っていう銘柄は別途グラスでいただくこともできる。
こりゃあ満腹泥酔コースだわ・・・。
酒も進むし料理もどんどん進む。鯖寿司なんか鯖の身ムッチムチだし、何を食べても美味しい。
朝伏見稲荷登拝して八坂神社も参拝して何も食べていなかったのもあるな。会計が怖くなるレベルでガンガン食ってしまう。
きき酒セットは最初の1杯目、食前酒になるのかな?甘口の1杯がものすごく自分好みだった。世の中辛口、大辛口持て囃されるが自分は意外と甘口が好きなんだよな。
多分日頃は肴一切ナシ、日本酒単品で飲むからなのかな?何かつまみながらだと辛口が進むのも分かるんだけど。
う~ん、酒がどんどん進むな。
するめ、イカの類、エビが届く。炭火で炙って美味しくいただく。
とか言いつつ、さんざんキャンプする自分なんだけど極度の猫舌なので熱い食べものは大の苦手だったりする。するめ、イカのたぐいは炙らずに食べたって良いけど、エビは炙らないとまずいのかな??
まあいいや、どんどん食ってしまえ。
流石に酒好きとは言え限られた京都滞在時間で酒蔵巡りは厳しいものがある。かと言っても酒処伏見、折角だから呑んだくれたい。そんな自分にピッタリなきき酒セット。
伏見の酒は個人的にツボにはまって取り寄せているのは玉の光の生酒、あとワイン酵母で醸したTAMAって日本酒。この利き酒で取り寄せてでも飲みたいような好みの酒に出会えるかな?
目的地は伏水酒蔵小路。京都出身の取引先担当に「京都に行って日本酒好きならここは外せませんよ」と言われた呑処、食事処。
なんだか事前予約必須の人気どころらしいんだけど、まさか午前中の開店ダッシュで飲みに来る人間なんか居ないだろ?と甘い感覚できてしまった。
・・・予約なしの開店ダッシュ飛び込みで入れるのか、今になって不安になってきた。
2時間の休養はかなり体力の回復に効いたようだ。目覚めもスッキリ、シャワーも浴びてまたお出かけだ。この日は日中に雷雲の通過が予定されていたがシャワーを浴びて宿の外に出たらかなり雲行きが怪しい。
急ぎ駅に向かい目的地へ急ぐ。軽く降ってきたけど良かった、目的地すぐ手前までアーケードで雨の影響無しで済んだ!
全く嫌な世の中になったもんだ。マスクマスク、さっさと外せる世の中にならないもんか。
今の時期は花粉症だからつけるけど、桜が散って田んぼに水入ったらマスクなんてつけねーぞ。だいたい日本人だけなんだろ?マスクなんて年中してるの。公共交通機関や公共の場、店舗内では渋々したとしても、早朝の神社みたい空気の良いところでなんでマスクしなきゃなんないんだよ・・・。
そうそう、七五三の時期だもんな。もう少し昼に近くなると着飾ったよちよち歩きの子どもたちがたくさん来るだろう。
子どもたちは日ごろと違って歩きにくい格好させられて可愛そうだよな、七五三イベント。そういや京都に来る週の日曜、雪駄が歩きにくいってぐずってる女の子に雪駄での歩き方教えてあげたっけ。鼻緒を深く指の間に差し込むんではなく、浅く指して足の親指を少し下に向けて歩くのが粋で良いんだよな。子供が粋なんてわからないだろうけど、少なくとも歩きやすくなるはずだ。
この日は土曜だし、昨日、一昨日のように神社貸し切りモード連発、ってわけには行かないだろうな。早めに宿に戻って休養しよう。
めちゃくちゃ眩しい。さっきまで日影に長いこと居たから目が慣れない。
そんな中、新しいスマートフォンもカメラはとっても優秀で逆光の補正をしつつ仕事をこなしてくれる。
そして眩しいけど玉砂利の上になにかが置かれているのに気づいた。
来たときにはあったっけ??
せっかくなので本殿をもう一度拝見してから帰ろう・・・。と歩きだしたら歩き出して直ぐまたいい写真が取れそうな気がして写真を撮ってみた。
結構きれいな気がする。しかもタイミングよく人が切れた。神社の写真は誰も居ないに限る。
なんでもタイミングって大事だ!
意図的に人の居ない場所を探し一息つく。そして写真を撮る。
なんか、実は疲れている気がするぞ?もしくは人に酔ったか?写真には延々誰も写っていないけど、そこそこは居るんだよな。自分が人が居ない場所を好んで人が居ない写真ばっかり撮っているのもあるんだけど。
もしくは神社との相性があまり良くないとか。でも、相性が悪いなんてそんな感じはしないんだよな??
この先に言ってみたらどうやら公園みたいだったので少し行ったところで引き返してきた。写真では微妙に移りそうで映らない場所にトイレあったから使わせてもらった。
この景色が気に入ってしばらくボーッとそていると少しずつ人が増えてきた気がする。人が居なそうなところを回ってそろそろ宿に戻ろうかな?
八坂神社、それほど広いわけでは無いようで10分もフラフラしていたら一周できてしまった。一旦中に戻ってきてついさっき伏見稲荷登拝した流れで八坂神社の中の稲荷のお社を参拝する。
そしてやたらめったら写真撮りまくっていた中でもなんかいい感じ、と思う風景に出会った1枚。
青く深く澄んだ空、紅葉、松。
いいね~。
これから雷雲来るなんて想像できないけど、うちの地元も雷雲が来るときって天気いいときが多いもんな。
誰も居ない時間の神社が何より大好きなんだけど、明るくなってきたらそうは言ってられなくなってきた。仕方無し。
それにしても天気は良い。人がポツポツいるけど天気がいいおかげで気分が良い。せっかくの参拝なんだけど、人が多いと気分が悪くなるから早めに参拝して宿に戻ることにしよう・・・。
藁でできた亀さんがカバーを掛けられて掲示されていた。とんでもなく縁起良さそうな稲穂の付いた亀さん。
今の時代この亀さん作れる人なんてそうそう探しても居なそうな気がする。だいたい稲穂自体手で刈り取らなきゃ手に入らないものだもんな。みーんか機械でガーッ!!と刈り取ってしまう。縁起物の亀さんだけじゃなく実用的なの鮎釣り用のわらじも作れる人なんてごく僅かだろうし。
伝統的な技術として引き継で行かないとだめなものな気がする。とっても貴重な技術だよ、わら細工。今でこそ1年で1回もわら細工触らない人のほうが多いと思うけど多分縄文後期から2000年近く日本人は稲、藁が生活に直結していたんだし。
どこかで教室開いているのなら通いたいくらいだ。
八坂神社の主祭神様、素戔嗚命さまでした。自分の知ってる八坂神社って祇園祭、あと神仏習合が相当進んでるイメージで素戔嗚命というよりイメージが牛頭天王って感じだった。
素戔嗚命様は多少知ってる。さっきまで居た伏見稲荷の主祭神様、宇迦之御魂神様のとーちゃんだと思う。よく調べたらかーちゃんの奇稲田姫命様もお祀りされているようだ。
・・・これもなんかのお導きだな。
こちらを参拝しようと思ったのは電車で1本で行ける二十二社だったから!今までなんで伏見稲荷から電車で直ぐ行けるって気づかなかったのか怪しいレベルで全国区の有名な神社だ。
でも、名前聞くけど主祭神様はどなたなのか意外と識らなかったりするんだよね。楼門を潜る前に調べておこう。
それと早起きって良いな。伏見稲荷回ってきて八坂神社に来てもまだ誰もいない時間だわ。
・・・まだ7時ちょっとだ。この日はどうしようか考えていなかった部分もある。しかも昼前後に雷雲の通過がほぼ確実視されている。
それほど伏見からの遠出はし難い天気だし、本人が気づいていないだけで体力的には結構疲れている可能性もある。
近隣の神社を参拝し休養するのも悪くないのかもな、って思い始めた。
朝6時前なのに職人さんが鳥居の塗装作業をしていた。ヘッドライトは煌々と灯っている時間だ。頭が下がる。この日は土曜、日中は参拝者が多くて土日作業できないことを考えてのことか、それとも何か特別な事情があってのことかはわからないけど、土曜日の朝6時前の作業なんてそうそうある仕事ではない。
隣を通るときにひと声かけてお互いビックリしないよう気を遣っておいた。自分はデカイくせに近づく雰囲気が殆どないらしく結構びっくりされるからな。脚立作業中にびっくりさせてしまっては申し訳ない。
職人さん、今日も一日ごあんぜんに!