鉄輪温泉の温泉ねこたち、夜が更けると警戒心がなくなったのか、一気に街に出てきた気がする。
そこかしこに姿を表しだした。この日は日曜日、日曜の夜で明日の出勤に備え街もとても静か。
なんだ?自分の歌声を聞きたいか?アコギがありゃあ色々弾いてやるんだがなあ・・・。
猫たちは今宵の月のようにが出た頃はまだ生まれてないか。
うーん、じゃあ今どきの歌・・・。はわからないな。残念だ。温泉のはしごが効いてきて、下駄の鼻緒の部分がだんだん靴ずれならぬ鼻緒ずれしてきた気がする。浅く引っ掛けて小粋に徘徊したつもりだけど温泉にまめに入ったら肌が持たなかったようだ。
さあ、そろそろ鉄輪温泉の夜の街ともお別れだな。名残惜しい。