さあ、お宿に戻らなきゃ。夜の帳が落ちた和歌山の山の中、土地勘が全く無いのでまたスマートフォンに頼りっきりになる。
また1枚写真を撮る。きれいにライトアップされている橋だ。
ココから出発する際神職さんとお話していた言葉を思い出す。
「色々落とし物をしてしまったのは大変でしたがこちらに立ち寄れて絶景と仰っていただけたのもお大師様のお導き。落としてしまったものは厄のかわりでしょう。厄が落ちたらまた手元に形を変えて戻ってくるかも知れませんよ。」
うーん、神仏が一体となった紀州の地、気持ちよく最終目的地の丹生都比売神社から出発出来そうだ。