2018年5月28日月曜日

血みどろのコルテッツ

手術の後、意識が戻り麻酔が覚めてきた。体中の管と言う管が外れだし、ベッドから起きられる状態になった。看護師さんに付き添って貰いながら、10歩程のトイレに向かう。
 そこで、イベント発生。右脚に生ぬるい感覚が走る。
「粗相をしてしまった!!」
と思い、右脚に目をやると、傷が開き猛烈な出血!10秒もしないうちに右脚のスニーカーに鮮血が溜まる。血のしずくが垂れる、そんな生やさしいもんじゃなく、流れ落ちる鮮血!!
 急ぎ、助けを呼ぶ。人生で一番の瞬間出血量、最大出血量でトイレの床を一面血に染め、看護師さん3人がかりで助け出され、大至急ビニールを敷かれたベッドへ逆戻り。
 高位保持、直接圧迫止血にて応急処置、素晴らしい処置をしていただき、最低限の失血で済んだと思う。自分で大出血しておきながら凄い経験だった。

 写真は血みどろになったナイロンコルテッツ。看護師さんに洗っていただいた。申し訳ない、余計なお仕事になってしまった。でも、血に染まったら履けなくなってしまうから本当に有難かった。自分も、ナイロンコルテッツも助けて貰った!