御劔社から薬力社に向かう途中、たいへん美しい前掛けと凛々しいお姿のきつね様の像に気づいた。
真新しい錦の前掛け、流線型で美しい体のライン、凛々しい表情。熟練の石工の方かつきつね様を崇敬されている石工の方が製造したに違いない。
この肩周りから胴のライン、顔の表情、耳の作り込み、今までここまで体のラインが美しい石像は見たことがない。まるで競走馬を思わせる美しさ。
・・・と言っても石像の流線型の素晴らしさがわかる方はそうはいないだろうな…。対となる反対側にいる珠を咥えた像も素晴らしい体のライン、表情なんだよね。
魂の入った石像ってこういうデザインなんだろうな。