2014年3月8日土曜日

平安時代のネコ 2


 平安時代のネコ、話がまだあった。続き。

 にゃんこ、昼寝中に意地悪女官が犬をけしかけてきて、仰天して陛下の胸元に飛び込んだ。にゃんこ好きの陛下、怒り心頭。女官は即刻懲戒処分で、犬はタコ殴りの上に島流しの勅命!!

 ・・・陛下、女官の懲戒処分はいいですが、犬に肉刑+島流しって酷くないですか?猫好きの自分も恐れながらお諫めいたします。

 で、その後、棒刑食った犬はボロボロになりながら帰還。だが門前で守衛の貴族に更に袋叩きにされる。半殺しにされ門の外に捨てられてしまった。あの・・・一応飼い犬だったのでは?血も涙も無いな、貴族。
 翌朝、ボロボロになった犬が皇后の前に現れ涙を流したことで許された・・・。とかって話だった気がする。陛下、ネコカワイイのは判りますけど、犬に冷たすぎですって!
 まあ、枕草子の時代はネコはまだ貴重な愛玩動物、もしくは仏教の経典を守る益獣だったから、現代の犬猫平等の感覚より、ネコ偏重だったんだろうな。

 以上、枕草子より。本文知りたい人はgoogle先生とかに聞いてみよう!多分そんなに間違ってない・・・ハズ。