キャンプ場の直ぐ近くで歴史に残る地震災害があり、多くの人が亡くなっているのは知っていた。ただ、今まで何が出来るか?とか、考えることも無かった。
たまたま、キャンプに参加していた総料理長が線香を持っていた。総料理長も過去の災害のことを知っていたらしく、線香をあげよう、って事になった。
即席でジュースのアルミ缶を切って線香立てにした。
自分たちだけ、キャンプで散々好きなモノを贅沢に飲み食いしていて、お供えがないのもどうかと思って、やっつけながらお供え物の準備をした。
お供え物をしている際、鳥肌が止まらなかった。
きもち、だいじ。