独特な色遣い

　ずいぶんと特徴的な色使いだ。

　神社は基本的に朱、もしくは白木だと思っている。なんちゅう色遣いのセンス。誰がこの色合わせで楼門を塗ろう、と言い出したのか、寺社奉行なのか建て方の棟梁なのか、他の人間なのかわからないけど凄い感覚だ。

　取引先とも感心しきり。朱、白木でなくてもしばらく見ているとこんなもんか？と思ってくる。自分も長く見ていると改修したての姫路城を思い出す。

　どっちにしろ特徴的なものにはかわりないな。