2020年11月11日水曜日

先払い 1

 友人が釣り上げた2尺超えのヒラメは流石に海では裁けないので持って帰って捌くことにした。

 持って帰ることに幾分不安があったのはこの写真の赤虎柄の何者かが潜んでいるから。


 案の定、匂いを嗅ぎつけてどこからともなくにゃ~にゃ~言いながら寄ってきた。ヒラメがでかいので家の流しでは捌けないから外でしか捌けない。逃げ場がなくなった。


 自分もこの赤虎柄の何者かとは付き合いが長い。先制攻撃というか、先払いでヒラメの皮をくれてやる。案の定、赤虎柄の何者かはヒラメの皮に首ったけだ。この隙きにどんどん捌き続けるしかないな!