2013年8月30日金曜日

ミノーのリップ修理 作業効率改善してみた。

前回、アクリル板を着る作業に悪戦苦闘したので、なんか「カイゼン」出来ないか??と考えていた。ただ、具体的にどうすりゃあ良い?って答えも無かった。

 で、とらのすけのカリカリを買いに行ったら、工具コーナーでプラ板用カッターなるものをみつけた。

 ・・・もっと早く見つけたら良かったが、まあ仕方ないな。
プラ板用カッターの後ろの説明書きをしっかり読んで作業開始する。初めての手工具はこれを読まないとどう使って良いのか判らない場合が多い。このプラ板用カッターってのは引っ掻きまくって使うらしい。

 で、早速年末年始にしか出番の無い、革細工用の道具一式を埃の中から救出して使い出す。

 まずは10mmの幅に切り出して様子を見てみた。カッターで半分程度まで引っかき回してその後ボキッ!と折るらしい。引っ掻くならとらのすけの得意分野だけど、物覚え悪いし飽きっぽいのでとらのすけの手を借りるのは止めておく。

 ・・・多分、机にのって大暴れして仕事にならない。

 
10mmに切り出したら、その後はボディ接続部分6mm,下部8mmで切り出していく。ここで気付いたんだが、2mm厚のアクリル板、1/2迄削らなくても、1/4も削れば折れることに気付いた。

 これを「カイゼン」と捉えるか、横着と捉えるかは皆さんに判断を任せる。

 1/4削って豪快に折ったときは綺麗に折れずに多少斜めになったりするが、精密部品でもないし、どうせ自分は巻きよりトゥイッチメインなんで全く問題ない。と判断した。

 とりあえず、7piece作ってみた。これ以上はめんどくさくなった。まあ、「キレやすい」人間にしては30分もよく我慢して作業したほう。自画自賛。イチロー選手も満足について4,000本安打の後、こう言ってる。

「いえいえいえ、僕満足いっぱいしてますからね、今日だってもの凄い満足してるし、いやそれを重ねないと僕は駄目だと思うんですよね。満足したらそれで終わりだと言いますが、とても弱い人の発想ですよね。僕は満足を重ねないと次が生まれないと思っているので、もの凄いちっちゃい事でも満足するし、達成感も時には感じるし、でもそれを感じる事によって、次が生まれてくるんですよね。あの意図的に、こんな事で満足しちゃいけない、まだまだだと言い聞かせている人は、しんどいですよ。じゃ、何を目標にしたらいいのですか、嬉しかったら喜べばいいんですよ。と言うのが僕の考え方ですけどね」

 と言うことで右のパールチャートに失敗作のリップを付けたけど、作業して自分が下手でリップを折っちまったミノー達を再生させた、って事で満足してみた。いずれ使ってみて魚上げて更新する予定。(期日未定。)