2012年12月30日日曜日

ぐっばいどらごんいやー・・・。

今年ももう残り少し。良かった、生きてた・・・。

 今気づいたんだけど、今年は辰年。いつもお出掛けの時には腰回りと右半身に竜が一杯居たんだよね。

 右半身にいたのはこちら、自家製ウォレット。今は本職会社員で営業職だけど、一時革細工で独立しようかな?なんてうぬぼれてた時期があるんだよね・・・。若気の至り。

 
 その夢をぶちこわしてくれたのが土浦市にあるleather wolf の代表柿沼さん。柿沼さんの作品見て、「こら無理だ・・・。」と現実が見られた。制作時間、コスト、仕上がり精度を見たら勝てないと直ぐ思った。

 でも、このウォレットはお気に入り。何年か使ってるけど全く問題ない。ただ、素人仕事でシニュー糸のテンションがきつかったり甘かったりで縫い込みピッチが一定していない。この辺が素人仕事。これじゃ金取れるいっぱしの仕事にはほど遠い。


ウォレットに鎮座する、明治38年圓銀。(正式には当時日本領だった台湾圓銀。)

 普通の人間はアメリカモルガン銀貨を使うんだろうけど、日本大好きなんで圓銀を使った。無駄なこだわり満載。ベルトループ側は明治15年だからこちらは正規の圓銀。

一圓銀貨の歴史、詳しくはこちら。wikipedia 「日本の銀貨」
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%8A%80%E8%B2%A8
ベルトもモルガン銀貨が普通なんだろうけど、
「世界に誇る日本人」として、当時の最高技術で製造された
「一圓銀貨」 を腰に巻きたいんですよ。一番下のベルトホール近くも50銭銀貨。

 この時代にここまで精密な、竜の鱗とか瞼、爪など、他国の貿易銀貨にはない職人の技があるんだよな。外国の銀貨ってのっぺりしてて精密さがないんだ。明治時代の銀貨はこの竜のデザインが銅貨にも使われているんだけど実にカッコイイ。160年前に既に技術の日本(デザインの日本??)だったわけだ。

 今年は造幣局が他国の硬貨を製造するって話が話題に上ったけど、どんどん作れるなら作った方が良いよ。日本の技術が世界に広がる事は素晴らしい事だ。
何回見ても美しい。

ベルト用コンチョにするとき、正直躊躇いはあったけど、銀貨も日の目を見ないで押し入れにずっとしまわれているより、よっぽど良いだろうと思った。

 はっきり言ってマネしようと思ってもコスト的にとんでもない事になるから勧めないけど・・・。

 日本の円銀バンザイ。