2014年4月9日水曜日

桜散る頃に

 桜が散りかけの頃、鹿島製鐵所に隣接する櫻花公園に行ってきた。

正直、かなり誤解していた。思想信条がどうしても絡みやすい戦争遺構等において、ここ櫻花公園は思想信条が一切関係なく、遺族の方々が運営・管理している訳でもなかったなんて・・・。

 例えるなら靖国では無く、千鳥ヶ淵ってかんじなのかな?

 ここの資料を見ると、特攻機には志願した航空将校、下士官だけで無く、現代で言えば「肩たたき」的な選抜をされた若者も居るのを知ることが出来た。

 自分の半分程度の年齢、現代で言えば甲子園を狙う世代で航空機の操縦技術を身体に叩き込み、敵機に向かい突撃するとは・・・。

空母エンタープライズに突入寸前の富安中尉の零戦。機体の浮き上がりを押さえるための背面飛行らしい。エンタープライズの前部エレベーターに突入したらしい。

 黙祷。

 最後の最後まで冷静に敵艦を沈めるためにこう言う背面飛行だったんだな・・。

「櫻花」の説明。

 櫻花公園は東京駅行き高速バス、製鉄所前(上り線乗り場)から約100m程度南東側。駐車場約3台程度。